としょかんライオン
もしも、ライオンが図書館にやってきたら、みなさんはどんな顔をするでしょうか。もしかしたら、びっくりしすぎて、口が開いてしまうかもしれません。このお話は、ライオンが図書館にやってくるお話です。
あるとき、図書館にライオンがやってきます。その姿に驚いた図書館員のマクビーさんが、メリーウェザー館長にそのことを伝えると、館長は「で、そのライオンは、としょかんのきまりをまもらないんですか?」と聞き返します。そうです。ライオンも図書館のきまりを守れば、ずっといていいのです。やがて、そのライオンは図書館に通う人たちとなかよくなり、メリーウェザー館長たちのお仕事を手伝うようになります。
せんせいからのコメント
日本女子大学附属豊明小学校
私は、この本を読むたびに、《もし図書室にライオンがいたら、豊明の子どもたちはどんな顔をするだろう。》と思わずにはいられません。
豊明小学校の図書室は、ちょうど校舎の中心に配置されています。それは、この図書室に子どもたちが自然と集まるようにと、校舎を建てるときに考えたからです。残念ながら、豊明小学校の図書室には、このライオンさんはいませんが、ぜひ一度見にいらして下さい。そして、この本をどうぞ手に取ってみて下さい。お待ちしています。