東京私立初等学校協会

東洋英和女学院小学部(とうようえいわじょがくいんしょうがくぶ)

東洋英和女学院小学部
所在地〒106-0032MAP
東京都港区六本木5-6-14
TEL03-5411-1322
FAX03-5411-1323
法人名学校法人東洋英和女学院
創立者マーサ・J・カートメル
初代校長マーサ・J・カートメル
理事長増渕 稔
校長𠮷田 太郎
法人創立年度明治17年10月20日
小学校創立年度1888年
学校男女別女子校
東洋英和女学院小学部ホームページを見る

建学の精神

カナダ・メソジスト教会の宣教の業として始められた本校は、学院標語を「敬神奉仕」と定め、創設者たちの祈りを受け継いで今に至っています。「敬神奉仕」は、主イエス・キリストが最も大切な教えとして弟子たちに語られた、「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。」(マルコによる福音書12章30節)と、「隣人を自分のように愛しなさい。」(同12章31節というお言葉に基づいています。一人ひとりが、神様からいただいている大きな愛に気づいて神さまを心から愛するとともに、自らがまわりに愛を広げていく女性として成長していくことを、東洋英和女学院は目指しています。

教育理念

本校では教育の方針を、「教育の画一化を排し、教師との個人的触れ合いを重んじ、幼児期より青年期に至る各成長段階において、一人ひとりを大切にし、人格の目覚めと自立を促し、豊かな人間性を育てるとともに、国際性を養い、敬神と奉仕の精神を培う。」と定めています。小学部は担当する教員だけでなく、全教員で全児童を見ています。さらに「一つの家族のような学校」であるとよく言われますが、教員だけでなく、関わるすべての人たち、そして目には見えない神さまからも、たくさんの愛を受けて子どもたちは育っていきます。

教育目標

小学部は以下のように教育の目標を定めています。「神さまのために人のために」1.造り主である神さまを覚えて、神さまと人のために生活できる子ども。2.隣人を愛し、進んで奉仕の生活ができる子ども。3.英和の子どもとして、礼儀正しく責任ある生活ができる子ども。

特徴的な教育実践

特徴的な教育実践

1.礼拝や聖書の授業だけでなく、すべての教育活動が「敬神奉仕」の心に基づいています。2.ICT教育や少人数制や協力教授組織を取り入れた教科教育により、自ら考える力を育てています。3.かけがえのない学びとなる、たくさんの行事が年間を通して行われています。4.韓国の姉妹校との交流を始め、広く世界に目を向けた学びを行っています。5.学院創立時の寄宿舎以来の伝統である全校一緒の給食を始め、日々の学校生活において豊かな人間性が養われています。6.一貫教育の特性を生かし、隣接する幼稚園と中高部との連携を図っています。7.すべての小学部生の健やかな成長を願う保護者の方たちの協力に支えられています。

学校データ

児童総数 1学年クラス数 1クラス定員 学期制度 始業時刻
480名 2クラス 40名 2期制 8:10
1コマの授業時間 制服の有無 専任教員数 非常勤講師数  
40分 有り 26名 15名  

放課後預かり・講座

ピアノ科(全学年希望者)、オルガン科(5・6年希望者)、聖歌隊(4・5・6年希望者)、ハンドベル(5・6年希望者)

土曜日の扱い

原則的に休日 運動会と土曜参観日は出席日(月曜日が代休となります)

昼食(給食)の扱い

毎日、全校児童と教員とが明るい食堂に会して、手作りの給食をいただいています。8人程度の低学年と2名の高学年とが同じテーブルを囲み、高学年が低学年の世話をするのが日常です。

施設・設備

普通教室には、1学年2クラスの間にワークスペースとブックスペースを設けてあり、ゆとりの空間となっています。明るい図書館や広い体育館の他、専科教室として音楽室・図工室・多目的に使える家庭科室・英語室2室が有ります。土の校庭には、大きな樹木が茂り、児童に人気のアスレチックなどの遊具も有ります。廊下や昇降口を経ることなく、どの教室からも直接校庭に出られることが特長です。

セキュリティ

警備員2名による入校者確認、敷地周囲に防犯カメラ設置、校内随所に児童にも届く緊急通報ボタン完備。これらやさすまた等を使った防犯訓練を児童向けや教職員向けに行っています。学校周辺の通学路は教員・父の会有志の他、区のパトロールや警察、地域の方々に見守っていただいています。防災面では、全員分のヘルメットと専科教室へも持ち歩いている防災頭巾の併用、これらを使用しての年数回の訓練を実施しています。その他コース別集会・集団下校訓練・引き取り訓練・徒歩帰宅訓練等を実施すると共に安全指導を行っています。災害時に備え、保護者への連絡ツールも複数用意し、備蓄品は水・食糧その他種類も量も多く備えています。

保護者との関わり

個々については、授業参観(年4回以上)や個人面談(年3回以上)で保護者の方に学校の様子を知っていただいています。90年以上の歴史を持つ母の会は、児童のための活動と保護者の方の学びのための活動を主として行ってくださっています。委員の選出方法を変えたり、活動内容の見直しと軽減を図ったりしています。児童が学校にいる時間帯に活動し、講演会や聖書の会を開いたりしてくださっています。設立後20年を超えた父の会は「できる方ができる時に」をモットーに、登校の見守り、運動会のサポート、親子お楽しみプログラムの企画運営、6年生の親子討論会のサポート等のために、活動をしています。

学校行事

全学年が順に軽井沢で行う夏期学校、2年生と6年生は事前の準備も一緒に行い共にすごします。6年生は2年生のために野外でカレーを作り2年生も6年生のための活動をし、遠足にも手をつないで行きます。6年生の修学旅行は、関西方面で環境学習や体験学習を取り入れて行っています。4・5年生には、茨城での体験学習を取り入れました。クリスマスの時期には、クリスマス礼拝で、聖歌隊、エンジェル・リンガーズ(ハンドベル)、ヨセフやマリアなどのキャストが奉仕をします。その他、春には親睦を目的にした遠足や運動会、秋には体力作りを目的とした遠足や学芸会、冬にはマグノリアコンサートや美術展など多くの行事を実施しています。

クラブ活動

5・6年生と4年生の希望者が、金曜日に活動をしています。料理・手芸・理科・フラワー・カエデラボ・文化研究・創作・バドミントン・バレーボール・バスケットボール・サッカー・テニス・卓球などのクラブが有ります。運動系のクラブは、中学部高等部のお姉さんたちの指導を受けたり、他校と親善試合をしたりすることもあります。

外国語・国際理解教育

学院全体が「敬神奉仕」の具現化を目指す中で、小学部でも、英語で神さまを賛美する(敬神)のための力と、多様な価値観を持って同じ地球に生きる人々と共に歩む(奉仕)ための言語能力を養うことに努めています。日本人教員と外国人教員による指導が、学院創立以来長く続く伝統。英語室に入ったら英語のみ。全学年クラスを二つに分けた少人数制。オリジナル教材を盛り込んだ電子黒板を用いるなど、楽しく学べる授業を展開しています。5、6年生は、姉妹校である韓国の梨花女子大学附属初等学校のペンパルと英語での文通、毎年交互に訪問し合う交流をしています。また2024年度より、オーストラリアでの国際交流プログラムも実施します。

スクールバスありません。
系列校東洋英和女学院大学・大学院、東洋英和女学院中学部・高等部、東洋英和幼稚園、東洋英和女学院大学付属かえで幼稚園

交通案内

東京メトロ日比谷線六本木駅下車徒歩7分、東京メトロ南北線麻布十番駅下車徒歩7分、都営大江戸線麻布十番駅下車徒歩5分、東京メトロ千代田線乃木坂駅徒歩15分、都営バスも利用できます。
再開発に伴い、2025年度には元麻布の仮校舎に移転予定です。仮校舎とはいえ、現在の校舎同等の設備が整います。移転後は、主として、麻布十番駅を利用することになります。

Googleマップ ルート・乗換検索

すいせん図書

アンを抱きしめて

アンを抱きしめて

村岡花子さんは「赤毛のアン」を日本に紹介した、東洋英和女学院の卒業生です。この本は、花子の生涯を、花子が少女時代にどのような学院生…

せんせいからのコメント

小さいお友だちには漢字がありますので、おうちの方々と一緒に読んでいただければと思います、花子とアンの似ているところを見つけてくださ…

今の私立小学校を伝える

全校でいただくおいしい給食

全校でいただくおいしい給食

お昼になると毎日、明るい光のそそぐ広い食堂に、全校児童と教員が集まり、代表のささげる感謝の祈りをもって、楽しい給食の…

東洋英和女学院小学部ホームページを見る
ページトップ