明星学園小学校(みょうじょうがくえんしょうがっこう)
所在地 | 〒181-0001MAP 東京都三鷹市井の頭5-7-7 |
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TEL | 0422-43-2197 |
FAX | 0422-47-6905 |
法人名 | 明星学園 |
創立者 | 赤井 米吉など4名 |
理事長 | 平田 和孝 |
校長 | 照井 伸也 |
法人創立年度 | 大正13年5月15日 |
小学校創立年度 | 大正13年5月15日 |
学校男女別 | 男女共学 |
建学の精神
1924年(大正13年)、大正デモクラシーの自由な機運の中で「新教育」の学校として誕生。「子どもには子どもの世界がある」という考えのもと、子どもの感性を大事にする教育へと転換を図った。子どもの成長に「自然豊かな地」は欠かせないと考えた創立同人は、池や林のある「井の頭」に学校を建設。出会った生き物に心動かされ、発見を重ねる子どもたちの感性を大事にし、「なぜ、どうして」に答えられる教育、「知りたい、やりたい」欲求を保障する教育、「話したい、伝えたい」という表現を大切にする教育を目指した。教育の「内容」と「方法」を一体のものとして研究を積み、その研究の成果のもとに子どもたちと向き合っている。
教育理念
「個性尊重」
教育の原則は、まず個性を十分に伸ばすことで、ひとりひとりの個性に即してきめ細やかな教育の方法が工夫されねばならない。一人一人の個性に合わせて、伸ばすべき長所を伸ばし、補うべきことを支援していく。
「自主自立」
子どもの自主性を重んじ自立的な態度を身に着けるためには、学び方も主体的であるべき。明星で保障される自由は勝手気ままにふるまうことではなく、自己の確立に向かっての自由。
「自由平等」
子どもたち同士が平等であり、子どもと先生が平等であるように、先生同士も平等。何人も「強制」による束縛は受けない。自分が自由であるということは、他人の自由をも同等に尊重されねばならないことである。
教育目標
「個性尊重」「自主自立」「自由平等」の三つの教育理念に基づいて、「明星の教育が目指す人間像」を次のように定めた。
「未来に夢と希望を持ち、主体的・創造的に力強く生きる人間」
現代社会は、国際化社会であり、情報化社会である。また、大きな災害を経験した社会は、自然との付き合い方を変えていくことを迫られている時代でもある。情報はすぐ手に入るがその情報を正しく判断する力が必要であり、世界に向かって自分の考えを発信していくことも重要な力となっていく。そうした中で、子どもたちが身に付けていく力として「教養」、「自己表現」、「社会性」があげられる。
特徴的な教育実践
・自然に学ぶ
子どもたちは、日常生活の中で多くの自然を発見する。そして、その発見や驚きは「理解」へとつながる。豊かな経験は、子どもたちの感性や価値観を、多様で力強いものに育ててくれる。
・グローバルな教育
週2時間の英語授業の他に、留学生との交流や英語キャンプ、豪州短期留学など、異文化に接する機会を設けている。アジアや欧州など様々な国の人や文化との触れ合いが、視野を広げ、自分自身を見つめ直し、コミュニケーション力を高めることに繋がっている。
・自主編成教科書
各教科の内容をより体系的に教えるために自主編集した教科書を使用。このことは、子どもたちの現状に合った授業を進めることにも役立っている。
学校データ
児童総数 | 1学年クラス数 | 1クラス定員 | 学期制度 | 始業時刻 |
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約400人 | 2クラス | 最大36人 | 3学期制 | 8:25 |
1コマの授業時間 | 制服の有無 | 専任教員数 | 非常勤講師数 | |
45分 | 無し | 25人 | 2人 |
放課後預かり・講座
残り遊びあり 保護者運営の学童保育(校内)あり
土曜日の扱い
完全週5日制(土日休校、ただし行事などは除く)
昼食(給食)の扱い
子どもの食べる量やアレルギーなど、食の個性に合わせた弁当を持参する。
※学内には、簡単なおにぎりやサンドウィッチを購入できる売店もあり
施設・設備
■教室や廊下の床面・壁面に、ヒノキやスギの天然無垢板を使用し、ホルムアルデヒドなどの有害な化学物質を極力排除した、シックスクール対策の内装になっている。
■天然木という良質の素材は、健康面への配慮ということだけでなく、暖かみのある空間、部屋自体が優れた子どもたちの学びと遊びの場として機能する空間を生み出す。
■明るい日差しを取り込んだ教室は、ゆるやかな境界により内外に分けられ、子どもたちの創造力を引き出す、豊かで心地よい空間設計となっている。低学年は平屋、高学年は2階建ての各教室は、ジグザグに並ぶことで、その両側にゆとりの空間を持っている。
セキュリティ
正門には守衛を配置。保護者に関してはIDカード、来校者に関しては入校証を着用してもらい守衛がチェックをする。また定時には施設内を巡回をしている。正門と西門には防犯カメラも設置。
保護者との関わり
学期の始めと終わりに、二回の保護者会がある。また、保護者との個人面談を年に1回ほど実施し、学校での様子や家庭での様子について情報交換を行う。学期末には朗読の会や合唱の発表会、マットの発表会などがあり、多くの保護者の方々に参観していただいている。秋に行われるバサーでもたくさんの保護者のお手伝があり、地域でも親しまれるバザーとなっている。
学校行事
クラブ紹介(4,5,6年生、4月)、新入生歓迎会(1〜6年生、4月)、春/秋の遠足、大島見学旅行(5年生、5月)、日曜参観日(1〜6年生、6月)、千倉夏季行事(4,5,6年生、7月)、運動会(1〜6年生、10月)、公開研究会(1〜6年生、10月)、修学旅行(6年生、10月)、学習発表会(1〜6年生、3月)、学期末の発表会(朗読、歌、マット等) 等
クラブ活動
毎週火曜日の放課後、運動系(サッカー、野球、バドミントン、卓球など)、文化系(工作、美術、図書、ドリカム、音楽、日本の芸能)のクラブが練習を行う。また、その他、ものつくり同好会、昆虫同好会、剣道同好会が不定期に校内外で活動を行っている。
外国語・国際理解教育
毎週火曜日の放課後、運動系(サッカー、バドミントン、アウトドア、卓球など)、文化系(工作、美術、図書、ドリカム、音楽、日本の芸能)のクラブが練習を行う。また、その他、ものつくり同好会、ダンス同好会、剣道同好会が不定期に校内外で活動を行っている。
スクールバス | スクールバスはないが、JR「三鷹駅」からのみたかシティバスは学校の目の前が終点(折り返し場)となっている。 |
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系列校 | 同じ敷地内(井の頭キャンパス)に明星学園中学校、徒歩で3〜4分の牟礼キャンパスに明星学園高等学校がある。 |
交通案内
京王井の頭線「井の頭公園駅」より徒歩約10分
JR「吉祥寺駅」より徒歩約15分
JR「吉祥寺駅」から小田急バス「明星学園前行き」で約12分
JR「三鷹駅」からみたかシティバス「三鷹の森ジブリ美術館経由明星学園前行き」で約12分
せんせいからのコメント
明星学園図書室司書 吉田美知子
どのような本を子どもに手渡すのかということは大事な事です。特に昨今のように子どもが子どもでいることが難しい時代には子どもの本の役割…