聖心女子学院初等科(せいしんじょしがくいんしょとうか)
所在地 | 〒108-0072MAP 東京都港区白金4-11-1 |
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TEL | 03-3444-7671 |
FAX | 03-3444-0094 |
法人名 | 学校法人聖心女子学院 |
創立者 | 聖マグダレナ・ソフィア・バラ |
理事長 | 宇野 三恵子 |
校長 | 大山 江理子 |
法人創立年度 | 1908年4月1日 |
学校男女別 | 女子校 |
建学の精神
”イエスの聖心のより大いなる栄光のために・・・”
”子どもたちが、本当の礼拝の精神に生きる人に育っていくよう教育すること、そのために私たちは生涯を捧げたい。”
-聖心会創立の1800年より、創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラのことばと会憲を堅持している。-
教育理念
聖心女子学院は、一人ひとりが神の愛を受けたかけがえのない存在であることを知り、世界の一員としての連帯感と使命感を持って、より良い社会を築くことに貢献する賢明な女性の育成をめざします。
教育目標
100年以上に渡り、「魂を育てる」「知性を磨く」「実行力を養う」という3つの教育方針のもと、豊かな人間形成の教育を進めています。宗教教育を根底に子どもの心を育てると共に、知性を磨く質の高い学習と実行力を養う行事や人との関わりを大切にしています。
そして、聖心女子学院の教育の目的である「隣人愛に開花する」人を育てるために、毎年具体的な教育目標を掲げます。
2021年度は、「イエス様と共に進む子ども 希望の作り手になる Being artisans of hope~変化を生み出す 変容を生きる~」とした。
特徴的な教育実践
■カトリックの教えのもとに宗教の授業・宗教行事・生活の場での祈りを大切にする。
■世界に広がる聖心のネットワークを通して国際性を育てる。
■奉仕活動・体験学習・環境学習などを通して自然や社会への意識を持たせる。
■12年間を女子の発達段階に即した質の高い教育をめざし、4-4-4制を導入。
■学習の基礎である国語力と、異文化間の相互理解を生きるための伝達手段である英語の学習を大切にする。
学校データ
児童総数 | 1学年クラス数 | 1クラス定員 | 学期制度 | 始業時刻 |
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640名 | 1~4年生 3クラス 5、6年生 4クラス |
1~4年 32名 5、6年30名 |
2期制 | 8時10分 |
1コマの授業時間 | 制服の有無 | 専任教員数 | 非常勤講師数 | |
1~4年 45分 5、6年 50分 |
有 | 40名 | 18名 |
放課後預かり・講座
学院内にある学童保育(1~6年生対象)にて、お預かりが可能。長期休暇中も開室。
土曜日の扱い
運動会、学習発表会など年に数回行事のため土曜登校あり。その場合、月曜日が代休。
昼食(給食)の扱い
週5日お弁当持参。お茶のみ学校で用意。家庭への支援のひとつとして希望者には、週2回お弁当を注文できる制度がある。
施設・設備
都心でありながら、50000平方メートルに及ぶ緑豊かなキャンパスに、1年生から12年生までが集う。4-4-4の3ステージ制を導入し、ステージごとに学ぶ3つの校舎が緩やかに繋がり、児童・生徒・教員が互いに交われるよう造られている。芝生の大運動場、人工芝の前庭、3つの体育館、屋上など遊び場は多彩。祈りの場としての聖堂は、80年という永きに渡り児童を見守っている。初等科図書室の蔵書は8000冊、中高等科図書館の蔵書は60000冊を超える。5年生からは、2つの図書館の利用が可能。約800人を収容する大ホールでは様々な行事が行われる。室内プールや英語室、理科室、図工室等など教科に適した教室を備える。
セキュリティ
児童の在校中は警備員が常駐し、来校者の確認や構内の巡回を行っている。また、防犯カメラを設置、24時間作動。WEB連絡システムを導入し、災害や緊急時の連絡、安否確認、学校からの連絡等をメールやアプリで知らせる。ICタグによって、児童・生徒の校門通過時刻を記録するシステムを導入。通過時刻をメールで通知することも可能。非常通報ボタンを押すと自動的に通報される学校110番を導入。その他、年間を通して避難訓練や防犯教室を開催し、災害に対する児童の意識を高めている。初等科では、集団下校が必要な場合に備えて、地域毎にグループを作り情報交換を行っている。全児童が防犯ベルを携帯。携帯電話は、届け出制。
保護者との関わり
年3回の参観日や行事を通して、児童の学校生活の様子を見ていただく。1年生は、学校の教育方針や学習、生活の様子を伝える定期的な保護者会を毎月開催。他の学年も、保護者会や学級懇談会、保護者講演会等がある。長期の休み前と学期末には、担任と話し合う面接の時間を設けている。保護者の会としては、保護者後援会がある。また、毎年クラスで数名ずつを選出する母の会が学校行事等への協力を行う。父親、母親への宗教講座やサークル活動もある。
学校行事
■5月 運動会・・・創立者を記念して行う。
■12月 クリスマス・ウィッシング・・・主イエスの生誕を、英語による聖劇やキャロルで祝う。
■2月 学習発表会・・・1年間の学習の成果を舞台や展示で発表する。
その他、春の遠足を全学年で実施。また、4,5,6年生は不二聖心や清里で環境教育を主とした校外学習を実施。1,2,3年生は、縦割りグループによる秋の遠足がある。世界に目を向ける機会として、ゲストを招いての講演会も実施。年2回のミサもある。
クラブ活動
■クラブ活動 年間約20回。サッカー、バスケット、ダンス、演劇、手芸、コンピュータなど15のクラブがある。4,5,6年生の縦割りグループでの活動。
■委員会活動 総合的な学習の一環として、4,5,6年生が9つのグループに分かれて活動。校内の活動に留まらず、特別支援学校との交流や高齢者施設訪問など校外での活動を積極的に行う。
■児童会活動 約30年前よりハイチの子ども達のためにお弁当をおにぎりだけにし、おかず代を募金する「ハイチデー」を実施。
世界中で災害や戦火で苦しむ子ども達のためにと物資の支援や手紙での交流を続けている。
外国語・国際理解教育
世界32ヶ国に広がる姉妹校のネットワークを生かして国際的な視野を培う機会を多く設けてい.る。2012年にユネスコスクールに認定される。英語の授業は、ネイティブの教員と日本人の教員がチームで独自の教材を使って1年生から週2時間実施。初等科では姉妹校であるインターナショナルスクールや海外の姉妹校との交流があり、高等科の短期・長期留学制度や海外体験学習の実践の場へと繋がっている。世界の一員として知識を得るだけでなく、多様な考え方や異なる文化を受け入れるグローバルマインドを育成するよう学校全体で努めている。
系列校 | 国内は聖心女子大学・聖心インターナショナルスクール(以上 東京都)・札幌聖心女子学院(北海道)・不二聖心女子学院(静岡県)・小林聖心女子学院(兵庫県)。海外にも32ヶ国140以上の姉妹校がある。 |
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交通案内
■東京メトロ南北線・都営三田線 「白金台駅」2番出口 徒歩10分
■都営バス87系統(渋谷・恵比寿・田町駅から) 「北里研究所前」下車 徒歩5分
■都営バス93系統(目黒・品川他から) 「白金台駅前」下車 徒歩10分
せんせいからのコメント
『いのちの木』は「死を迎えてこの世から姿を消しても、残されたまわりの者たちの心の中で生きている。」という命の意味や魂を受け継ぐこと…