総合的な学習としての「卒業研究」【聖心女子学院初等科】
総合的な学習の時間では、人・自然・世界とかかわろうとする力を育てるとともに、奉仕の精神を身に付け具体的に行動できる力を付けます。
3年生から6年生までの「みこころ」では学年や個人での研究、4年生から6年生までの「もゆる」では奉仕活動、「校外学習」では環境教育を行います。6年生での「みこころ」では卒業研究をします。一人一人が関心をもっているテーマを追究します。担任だけではなく初等科の全教員が数名の児童を担当し、定期的に指導する卒研デーを実施したり個別に指導したりしています。
テーマ例として「深海魚の秘密」「国際弁護士とは」「電子マネーの仕組み」「進化している天気予報」などがあり、課題の設定→研究の計画→追究→まとめ→発表という学習過程を経ます。フィールドワークは長期の休みや土日を活用し家庭の協力も得て行います。発表会として5分間のプレゼンテーションを行い、作品は数日間展示しどの学年の保護者でも参観できます。