教師が先頭に立って引き連れるのではなく、子どもたちが主体性を持って、自分たちの行事を創り上げていってほしい・・・。この願いのもとで宿泊行事も行っています。自分たちで計画できると考えた３年生から宿泊行事は始まります。

３年生は、クラス毎に校内で１泊２日を過ごします。何をするか、何を準備するか、そして、夕食作りも考えます。

４年生になると、５年生と縦割りの班で、山中湖へ２泊３日の高原学校に行きます。上級生のやさしさ、たくましさ、かしこさを肌で感じ、それを翌年の上級生としての自分に重ねていきます。３日間の活動は、すべてそれぞれの班で計画し、実行します。

そして６年生になると、集大成としての修学旅行に行きます。広島を中心とした３泊４日の旅です。気心の知れた仲間数人のグループで、１学期から計画を立て、７月下旬の実施を迎えます。こうした活動が可能なのは、信じることのできる子どもたちに育っているからです。