清明学園初等学校(せいめいがくえんしょとうがっこう)
所在地 | 〒145-0066MAP 東京都大田区南雪谷3-12-26 |
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TEL | 03-3726-7138 |
FAX | 03-3720-5589 |
法人名 | 学校法人清明学園 |
創立者 | 濱野 重郎 |
理事長 | 浅野 輝一 |
学園長 | 浅野 輝一 |
校長 | 横山 豊治 |
法人創立年度 | 1956年4月1日 |
小学校創立年度 | 1930年4月5日 |
学校男女別 | 男女共学 |
建学の精神
創立者濱野重郎は「あらゆる改善の中、万人の等しく受ける義務教育の改善ほど偉大なる改善はない」と、義務教育の改善を学園の使命と位置付けました。そして、「人間として、真の人間らしい人間たらしむるには、子供の時代に、真に子どもらしい生活を送らしめねばならぬ」と、早期教育の弊害に警鐘を鳴らし、豊かな体験や学びが子どもの健全な成長に不可欠であると説きました。「子供と共に生き、子供を生かし、子供を通して生きる」の教師の信条に則り、「児童中心の義務教育」を実現するため、教育課程の改善や教員研修を重ね、子ども一人ひとりのよさを見つけ、生かす教育を追求しています。
教育理念
子どものよさを見つけ、生かす教育を進めるためには、教師は「子ども目線」に立たねばなりません。子どもの思いを汲みとり、教師のねらいと重ね合わせ、そのときどきの成長に必要な支援を行います。具体的には、初中9か年一貫教育を実施し、子どもの成長・発達の研究を踏まえ、9年間を3つの教育期に分けて考えています。第1教育期は初等部2年生までで、豊かな体験活動を通して「学びの芽」を育てます。第2教育期は3年生から7年生までで、基礎学力の充実とともに、さまざまな表現活動を通して「自分作り」「友達作り」を図ります。第3教育期は8.9年生で、高校入試を念頭に主体的な進路選択と学力向上を進めます。
教育目標
昭和5年の学園創立に当たり、創立者濱野重郎は「健康なる身体」「弾力ある個性」「健全なる国民」を教育綱領に掲げました。自然に親しみ自然から学び、健康を図り、規律ある生活を送ること、豊かな情操を養い、自ら学ぶ態度を涵養すること、広く視野を世界に向け、互いを尊重し、協同・自治の意識をもつことなどを示しています。
友達と互いのよさを認め合い、自らのよさに自信を深め、自己実現を図るとともに社会に貢献できる、心身ともに健康な人に成長することを願っています。
特徴的な教育実践
1,2年生では「低学年総合学習」を行います。「散歩」「手作り遊び」「文学(読み聞かせ)」「映画」「遊び」「そうごう」の時間での豊かな体験を通して、意欲的に学ぶ姿勢を育てます。初等部では1,2年生の遠足や夏祭りなどの行事や、5年生による1年生への毎朝の本の読み聞かせなど、縦割り活動が盛んで異学年との豊かな人間関係が築きます。3,4年生では「劇の時間」があり、友達と協力した劇づくりで表現意欲を高めます。
6年生で全員が中等部に進級することから、子どもは4年間の落ち着いた中等部生活を送ります。8,9年生では全員高校入試を目指し、個人指導や夏期・冬期講習、宿泊施設での合宿などの受験指導を行います。
学校データ
児童総数 | 1学年クラス数 | 1クラス定員 | 学期制度 | 始業時刻 |
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348名 | 2クラス | 40名 | 3学期制 | 8:30 |
1コマの授業時間 | 制服の有無 | 専任教員数 | 非常勤講師数 | |
45分 | 有り | 24名 | 2名 |
放課後預かり・講座
なし
土曜日の扱い
なし
昼食(給食)の扱い
創立者の強い願いから、毎日弁当での昼食です。昼食前には全員で合掌し、食事を作ってくれた家族への感謝の念を心に刻みます。宿泊行事では、アレルギー等のある場合は、ご家族と相談し、十分な対応をします。
施設・設備
耐震強度向上の工事を重ね、合わせて設備も改善しています。初等部の教室は可動式の黒板、壁付のテレビ、内線電話、エアコン等を備え、特に1,2年生の教室には「映画の時間」用に大型スクリーンも備えています。音楽室、美術室などの特別教室には、それぞれ使いやすい工夫がされています。「清明農園」があり、収穫した野菜は子どもたちの栽培意欲を高めます。
校舎は、初等部と中等部が隣接しており、設備の共有をしていることもあり、教師相互の連絡・交流も頻繁に行われています。
北軽井沢に学園施設として「浅間寮」があります。豊かな高原の自然の中に立ち、3,5,7,9年生で行う「山の学校」の拠点となります。
セキュリティ
子どもの安全・安心を守るため、以下のような対策を行っています。
①校門の施錠、②来校者の記帳、入校証の携帯、③警察や近隣する公立小学校、私立小学校との連携、④防災・防犯訓練の実施、⑤警備員の常駐・巡回、⑥防犯カメラ設置、⑦防災備蓄倉庫設置、⑧AED設置、⑨職員向けの救急法講習会、⑩子ども安全連絡網の配信(緊急時メール)、⑪方向別下校訓練の実施
1年生は下校に慣れるまで、同じ交通機関や同じ方向の友達とグループで下校し、教師が継続的に下校指導を行います。学校への送りお迎えについては制限はしていません。
保護者との関わり
「学校と協力して子育て」を学園のモットーとしています。授業参観は2回行うほか、運動会、夏まつり、舞台発表会などの行事があり、年度初めに年間行事をお渡しします。お子さんの活躍する姿をご覧いただき、成長のようすを学校と共有していただくため、できる限りのご参加をお願いしています。
清明学園後援会の活動を支えるために、委員の方は年に数回ご協力いただいています。後援会主催の清明祭の準備では、多くのご家庭の協力をいただいていますが、共働きの家庭も多いため無理のない程度でのお願いをしています。
学校行事
3年生以上では毎年宿泊行事があります。3,5,7,9年生では北軽井沢で「山の学校」、4,6,8年生では伊豆での「海の学校」をそれぞれ行っています。山の学校では自然に親しみ、海の学校では海での泳力向上を目標にしています。
1学期は、1,2年生のペアで遊ぶ「たんけんごっこ(遠足)」、3,4,5年生は「社会見学」で校外での見聞を広めます。1,2年生で協力して「夏まつり」を楽しみます。2学期は全校での運動会、全校で学年劇や複数学年での劇をする発表する「舞台発表会」を行っています。3学期には、5年生をリーダーに縦割りグループで活動する「全校校外学習」、5年生修了を祝う「あすなろの集い」などがあります。
クラブ活動
初等部では毎週木曜日の6時間目にクラブ活動の時間、毎週火曜日の6時間目に児童会活動の時間があります。クラブはサッカー、野球、卓球、バドミントンなどの運動部や、科学部、料理部、美術部、音楽部などの文化部があります。運動部では対外試合を行ったり、中等部と合同での練習を行うこともあります。6年生は中等部に進級し、上級生と部活を行うクラブもあります。
児童会活動は、代表委員会、生活委員会、園芸委員会、体育委員会、図書委員会、放送委員会、保健委員会があり、よりよい初等部生活のための工夫を話し合い、募金活動、1年生とあそぼう、図書キャンペーンなどそれぞれの委員会から全校に呼びかけを行います。
外国語・国際理解教育
1年生からALTと日本人教師による英語の授業があります。語学学習の効率を考え、1、2,3年生は20分を週2回、4,5年生は20分程度を週4回行います。低学年では音声学習を中心にゲームやチャンツを行い、高学年では読み書きの学習も取り入れ、中等部での英語学習との円滑な接続を図っています。
系列校 | ・清明幼稚園・清明学園中学校 |
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交通案内
・東急池上線「雪が谷大塚駅」徒歩6分
・東急バス(蒲田~田園調布)「清明学園下」下車
せんせいからのコメント
この本に、文章はありません。 ページをめくってあらわれるのは、絵だけです。 ですが、この本を手にして読んだあなたは、頭の中にストー…