新渡戸文化小学校の縦割り活動【新渡戸文化小学校】
新渡戸文化小学校の特徴ある取り組みのひとつに異年齢集団の「縦割り生活班」があります。1年生から6年生の縦割り班を作り、日々の掃除を縦割りで行っています。1年生から6年生が協力して行動する時間です。掃除の時間の中で、上級生は下級生の前でお手本となり、下級生は上級生の所作を学びながら成長することができます。
夏のキャンプも縦割りで活動しています。2.3年生が一緒に2泊3日の宿泊をし、4.5.6年生では4つのコースに分かれ3泊4日の活動をします。「自然とのふれあい」「人々とのふれあい」「自立心の養成」を目標にしており、縦割りの絆がより深く強くなります。
さらに広がる縦の関わりについても研究中です。そのひとつとして、4年生から短大生までつなぐ縦割りでの地域清掃活動も行っています。道行く方々にお礼を言われ、照れながらも人のために働く大切さを学んでいます。
子ども達の成長にとって、いろいろな年齢、いろいろなタイプの人たちとの関わりは、心を耕す上で、大切な栄養となります。本校では、縦割り活動の中でその仕掛けをたくさん作っています。