自由学園初等部(じゆうがくえんしょとうぶ)

所在地 | 〒203-8521MAP 東京都東久留米市学園町1-8-15 |
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TEL | 042-422-3116 |
FAX | 042-422-3116 |
法人名 | 学校法人自由学園 |
創立者 | 羽仁 吉一・もと子 |
理事長 | 村山 順吉 |
学園長 | 更科 幸一 |
校長 | 髙橋 出 |
法人創立年度 | 1921年 |
小学校創立年度 | 1927年 |
学校男女別 | 男女共学 |
建学の精神
ジャーナリストであった羽仁吉一・もと子は1921年、大正10年当時、知識を詰め込む事に重点を置くような教育に疑問を感じ自分の頭で考え、行動する真の実力をもった人間を育てたいと考え、女学校を創立した。「自ら考え、自ら行動する真の自由人をつくる。」ことを目指し、自由学園を創立しました。熱心なクリスチャンであった創立者の二人は校名を新約聖書の『ヨハネによる福音書』8章32節の「真理はあなたたちを自由にする」から校名、自由学園と名づけました。社会の求める人材を育てるのではなく、良い社会を築く一員として役立つ人を育てたいと考えている。
教育理念
1927年創立初等部では、創立者の言葉「生活即教育」、学習と生活を結び付けて実体験や本物から学ぶことが最も大事だと考えている。ひと学年ひとクラスの本校は6年間クラス替えがなく、家族的な雰囲気の学校を大切にしている。異学年の活動を日常に取り入れコミュニケーション能力が自然と培われる。また豊かな自然環境から自然や環境について考える機会を重視している。創立100周年を目前に自分が学びたい知りたいことを探求できる環境を整え子ども自身が学ぶ楽しさを学べる学校を目指している。そして、そのための教員でありたいと子どもたちと接している。自分の人生、自分の命を自分自身でマネージできる人を育てたいと考えている。
教育目標
学びは生活の中にもあり学習と生活を結びつけた教育を目指している。創立者は「よくみる よくきく よくする」を教育の柱とし、よくみて、よくきくことが生活、学習の始まりであると考えた。そして学んだ事を友だちの為、学校の為、人の為、社会の為によく生かす人を育てることを目指している。また、「パット」という言葉も創立者は残し子ども時代によい生活習慣と気持ちをパット切り替えて、やるべきことに向かう姿勢を身につけることは、人生にとってとても重要だと考えた。
特徴的な教育実践
1, 2学期「JIYUのひろば」は子ども自身が学びたい事を探求し発表する会。一斉授業中心から探求へと学びのスタイルを変えつつある。
2, 校外学習は「多摩川の上流から下流」「地層と化石の勉強」、宿泊学習は「海の生物」「火山」「関所」等実物から体験する学びがある。
3, 校内の畑で野菜の栽培、田んぼで米作り、動物の飼育と教科とつなげた学びがある。
4, 全校児童が保護者中心の手作りの昼食を食堂で食べる。食材には児童が育てた野菜も加わる事がある。残菜は堆肥にする循環型の仕組みの学びがある。
5, 縦割り活動が昼食、全校対話、全校遠足など生活に組み込まれ、学年を越えたたコミニュケーションの学びがある。
学校データ
児童総数 | 1学年クラス数 | 1クラス定員 | 学期制度 | 始業時刻 |
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192人 | 1クラス | 36人 | 3学期制 | 午前8時20分 |
1コマの授業時間 | 制服の有無 | 専任教員数 | 非常勤講師数 | |
45分 | 有り | 17名 | 11名 |
放課後預かり・講座
2012年に自由学園の学童、JIYUアフタースクール設立。初等部と連携し豊かな放課後を過ごしている。
土曜日の扱い
行事を行う場合が多く、月に1回程度の登校。
昼食(給食)の扱い
創立以来、保護者中心の手作りの食事を全校児童、教師が食堂に集まって食べる。食事時間は献立報告、児童から委員会活動などの報告、教師からも教科に関連した話があり食事のみに留まらない有意義で特徴ある昼食時間
施設・設備
自然豊かな環境からそれぞれの季節の営みが感じられる。点在している校舎は鉄筋の建物もあるが、築90年以上の木造校舎が食堂を中心に建っている。(ホール・理科室・体育館・多目的室・図工室・食堂) 芝生の校庭では休み時間に子どもたちがボール遊びをしたり思いっきり駆け回ることができる。また広い畑や田んぼがあり、野菜やお米を育て自然の恵みを感じられる環境がある。各教室、音楽室や多目的室にはプロジェクター、スクリーン有り、また高学年ではタブレットを導入して授業も行っている。
セキュリティ
普段から訪問者に対して挨拶をすること、決められた通学路で通うことが防犯につながる事を子ども達に伝え防犯意識を自覚させています。年度当初、1年生は最寄駅まで担任、副担任が引率します。
避難校ネットワーク加盟
登下校確認システム
正門警備員
防犯カメラ
耐震工事完了(震度7程度では建物は全壊しません。)
入校証配布
年3回避難訓練
非常食5日分
宿泊施設有り(中、高等学校寮)
保護者との関わり
6年間で1年間の役員
年8回の保護者会開催
1学期と2学期末の個人面談
環境整備・図書などのボランティア活動の自主参加
昼食作り
その他、授業参観、学習発表会あり。
いつでも校内に保護者の姿があるオープンな学校です。
保護者と学校が協力して子ども達の成長を見守ります。
学校行事
学校行事は児童と教師で一緒に作り出す事を大事にしている。遠足は6年生が1年生から5年生をまとめて山や海などの目的地を全校で目指します。学校説明会も児童と一緒に作っている。毎月誕生日会行い全児童の誕生をお祝いしている。
4月入学式・方面別連絡会、5月全校遠、6月運動会、10月体操会、11月JIYUのひろば、12月クリスマス、2月芸術鑑賞会・美術校内展覧会、3月卒業式
音楽発表会(不定期)
クラブ活動
4年生以上全員がサッカー、バスケット、ジョギング、体操とパルクールの4つの運動クラブに所属し、週1回活動している。
外国語・国際理解教育
低学年では遊びや絵本を通して身体表現を中心に英語と親しみます。中学年ではひと言の英語を身につける為に聞く力、話す力を養います。高学年では基礎的な単語の読み書きの習得や短い文章の書写から日本語や文化の違いに気づき表現する気持ちを大事にしています。授業は1年生~4年生が週1時間、5・6年生は2時間です。教師は4名(外国人1名)おり、TTで授業をしています。
スクールバス | なし |
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系列校 | 2024年度4月より共学 自由学園中等部 自由学園高等部 |
交通案内
西武池袋線ひばりヶ丘駅下車 徒歩8分
電車の場合
池袋より15分 練馬より10分
新宿より26分 渋谷より38分
赤羽より31分 所沢より9分
西国分寺より27分
バスの場合
田無より13分 三鷹より30分
武蔵境より26分 朝霞台より30分
バスと電車の場合
吉祥寺より45分