今だから大切にしたい「親自然の教育」【清明学園初等学校】
自然とかかわり,自然と親しみ,自然から学ぶ「親自然の教育」は創立者の願いです。
1年生は学園農園で育てたサツマイモを育てます。5月に苗を植え,晩秋に芋掘りをします。土の匂いをかぎ,土の温もりを感じ,土の中の生き物と出会う体験は、都会っ子には新鮮な驚きに満ちています。大きな芋を掘り上げると,自然と笑みがこぼれます。その後掘った芋を使って「おいもパーティー」を開きます。夢中になって話し合い,作ってみたいものを決め,スイートポテトや蒸しパンなどを作って食べます。自分で育て,収穫し,料理して食べた経験は子どもの深く心に残るだけでなく,大きな自信になります。2年生もスイカやトマトなどの夏野菜の栽培を楽しみ、栽培「名人」が増えていきます。
他にも1,2年生の「さんぽ」では学校周辺の自然に触れ,1,2年生たてわり遠足,秋の学年遠足,宿泊行事の「山の学校」や「海の学校」など,自然体験の機会が豊かにあります。
卒業までの9年間を見通し,「子どもらしい生活」が送れる学校を目指しています。