ラチとらいおん

「ラチは、せかいじゅうで いちばん よわむしでした。・・・・・」
犬を見れば逃げ出す。暗い部屋には怖くて入れない。おまけに、友達さえ怖い。
仲間はずれにされて泣いてばかりのラチでした。
そんなラチの目の前に、あこがれの「らいおん」が現れます。
「ラチは、せかいじゅうで いちばん よわむしでした。・・・・・」
犬を見れば逃げ出す。暗い部屋には怖くて入れない。おまけに、友達さえ怖い。
仲間はずれにされて泣いてばかりのラチでした。
そんなラチの目の前に、あこがれの「らいおん」が現れます。
せんせいからのコメント
文教大学付属小学校 校長 島野 歩
らいおんが、そばにいてくれることで少しずつ強くなっていきます。心も身体も・・・。「信頼できるらいおん」がそばに居るだけで、自分の弱さを克服し、成長していくラチ!その姿には、読みすすめながら、思わず拍手をおくりたくなります。
そして、ついには、らいおんが居なくても強くなれた自分の成長に気付くラチでした。
わたしたち大人は、いつの日も子どもにとって信頼できる存在であり、いつの日も心の支えでありたいと、この素敵な「らいおん」から教えてもらうのでした。