東京私立初等学校協会

ふしぎの森のミンピン

著者:ロアルト・ダール 出版社:評論社

ふしぎの森のミンピン

リトル・ビリーがあこがれていること。それは庭のむこうの外の世界、なかでも大きなくろぐろとした森を、ひとりっきりでたんけんすること。でもママは、そこにはビリーを食べてしまうカイブツがいるからぜったいに行っちゃいけないっていうんだ。
ある日とうとう家を抜け出し森へ行くと、なんと本当に恐ろしいバケモノがリトル・ビリーを追いかけてきた!安全な木の上に高く高く登ると、今度はその木の中からとても小さい人たち「ミンピン一族」があらわれて・・・!

せんせいからのコメント
聖徳学園小学校 

自分の日常から木の上のこびとたちのミクロの世界、白鳥の背に乗っての広い広い空間から地上を見下ろす世界へ・・・こどもたちの空間や視点を自由に解き放つストーリー、そして細かく描きこまれた美しい大判の絵が物語に大きな魅力を与えています。
こどもたちにとって「あこがれ」や「おそれ」、「好奇心」や「ひみつ」をたっぷり味わえるお話だと思います。親子で寝る前に読んで(それなら、こわい人食いカイブツも怖くない!)思いっきり想像のつばさをふくらませてみませんか。

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