著者:金子 兜太 出版社:誠文堂新光社
こどもの感性と表現力を養う「俳句」。こどもと俳句を楽しみたい保護者や先生のための、のびのび学べるわかりやすい俳句入門書。
「森にいき木のみぽとぽと落ちてくる」これは、今年度の本校一年生が口ずさんだ俳句です。俳句というと、約束ごとがたくさんあって難しいイメージがあるのですが、この本では「子どもにとって俳句は遊びの延長であってほしい。」と書かれてあり、子どものうちから俳句になじむことをすすめています。また、なかなか知る機会の少ない俳句の歴史について触れていたり、名句の鑑賞や俳句づくりの基礎についてもわかりやすい例を数多く挙げて解説していたりします。さらに、実際に俳句をつくる時の着眼点や季語の探し方にはじまり、推敲してよりよい句にすることや句を評価することまで読者の気持ちに寄り添って書かれているところがこの本を推薦する点です。 東京にありながら、周りを山や川に囲まれた本校は、この自然環境を生かした教育活動に取り組んでいますが、この本を活用して、豊かな心を涵養することをねらいとした俳句づくりを日常的に行い、子どもたちの感性を磨いていきたいと考えております。
せんせいからのコメント
菅生学園初等学校
「森にいき木のみぽとぽと落ちてくる」これは、今年度の本校一年生が口ずさんだ俳句です。俳句というと、約束ごとがたくさんあって難しいイメージがあるのですが、この本では「子どもにとって俳句は遊びの延長であってほしい。」と書かれてあり、子どものうちから俳句になじむことをすすめています。また、なかなか知る機会の少ない俳句の歴史について触れていたり、名句の鑑賞や俳句づくりの基礎についてもわかりやすい例を数多く挙げて解説していたりします。さらに、実際に俳句をつくる時の着眼点や季語の探し方にはじまり、推敲してよりよい句にすることや句を評価することまで読者の気持ちに寄り添って書かれているところがこの本を推薦する点です。
東京にありながら、周りを山や川に囲まれた本校は、この自然環境を生かした教育活動に取り組んでいますが、この本を活用して、豊かな心を涵養することをねらいとした俳句づくりを日常的に行い、子どもたちの感性を磨いていきたいと考えております。