東京私立初等学校協会

生活の中から学ぶことの大切さ【愛育養護学校】

愛育養護学校写真1愛育養護学校では、予め設定された時間割はありません。子どもたち一人ひとりが自分の一日一日を、周りの友だちや大人たちと共に過ごす中でつくっていきます。1年生のJくんは登校するとすぐにホールに走っていき、トランポリンやボール投げなど自分の好きな活動から一日をスタートさせます。

ピアノが得意なボランティアの方がいる日は音楽から始めることもあります。周りの環境や状況に合わせて自分のやりたいことを選んでいます。自分の活動に取り組みながら「○○ちゃん何時に来る?」などとまだ登校していない友だちや昨日お休みだった子どものことを気にかけ出会うのを楽しみにしています。Jくんのお気に入りの活動に、「よーいどん」があります。

Jくんが自分で名づけたオリジナルの活動です。「よーいどん」と言って思い切り走って大人に抱きとめてもらうこの活動は日々少しずつ進化しています。コースが長くなって直線から周回になっていったり、選手を呼び上げる時に自分の好きなものをいろいろと紹介するようになったり、入れ替わり立ち代わり友だちが隣のコースを走ったり。徐々に人からの提案を取り入れながらバリエーションが増えてきました。

活動の中身も生活全体も自分の意思でつくりながら、人間関係を広げ、活動や生活の幅も広がっています。子どもが生活を自らの意思でつくること、生活の中から学ぶことを大切にしています。

愛育養護学校写真2

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